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台峯日乗 15

Dining light

夜、本を読むために欲しいと思っていたダイニング・テーブル上のペンダントライトを、今日、ようやく買ってきた。大船の西友ストアで2,900円、これで十分だ。もう生活に困るものは何ひとつない。

 武満徹「イン・メモリアル ギター作品集」に収録されたポピュラー・ソングに『星の世界』という曲がある。えっ?これ、星の世界じゃなよ、賛美歌312番だよ。調べてみると、なるほど、明治43年(クレーが30歳の時だが)『星の世界』という歌詞で文部省唱歌になっている。

 いつくしみ深き 友なるイェスは
 罪、咎(とが)、憂いを 取り去りたもう
 心の嘆きを 包まず述べて
 などかは下ろさぬ 負える重荷を

 What a Friend We Have in Jesus を「いつくしみ深き友なるイェス」はけだし名訳である。私の〈音楽〉は賛美歌によって作られた。子どものころ、毎週、教会で賛美歌を歌っていたのが、私の音楽事始めであった。

 賛美歌312番をYouTubeの、あまり上手でないア・カペラで聞いていたら、あの頃、青戸の教会に通っていた日々が目に浮かんできた。イエス・キリストとは、一体どんな人物だったのだろうか。むかし友人の河谷龍彦を頼ってイスラエルを旅行した。サンダルを履いて、二人でゲッセマネの丘から、イェルザレムの門を入り、十字架を負ってイエスが登った坂道を辿り、聖墳墓教会まで行ったとき、私はキリスト、イエスがとても身近な人に感じたものだ。

 ヨーロッパの美術館で観るキリスト磔刑図には、十字架の上に"I.N.R.I."の文字が必ず描かれている。IESUS NAZARENUS REX IUDAEORUM(ユダヤの王 ナザレのイエス)の略だ。

 賛美歌312番の3番は

 いつくしみ深き 友なるイェスは
 変わらぬ愛もて 導き給う
 世の友我らを 捨て去るときも
 祈りに応えて 労(いたわ)り給わん

 そうだよな、鎌倉で一人暮らしして、たとえ世の友に捨てられても、イエスはずっと友だちでいてくれるよなと、武満編曲のギターを聴いていると思えるのである。

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  • 2015.12.26 Saturday
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コメント
台峯日乗読ませてもらっています。割と最近、何かの検索の折に、MIHO美術館のオープニングに出向かれて驚かれた日の日誌を偶然に拝読する機会を得、私は現代美術の画廊で仕事していましたから、又MIHOには何度か足を運んでよく知ってましたので、それ以降続けて読ませて戴くことになりました。音楽はうといのですが、本の御趣味にも興味があって、感化されて読んでいます。自分が年齢的に多少若いが近いというと興味を持ってもらう対象からはずれそうですが、このところの日誌には年齢的感傷が出ていて、こちらも思いあたるなど。。でもでもご活躍を祈ります。
  • chiaki komuro
  • 2012/06/04 2:18 PM
これ、ダイニングテーブルなの?
  • Hiroshi Ishii
  • 2012/06/05 11:16 PM
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